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2019年 日食 3年ぶりの部分日食ついて
1月6日


日食が起こるしくみ

画像サイズ:中解像度(2000 x 727) 高解像度(5500 x 2000)

日食とは、月が太陽の前を横切るために、月によって太陽の一部(または全部)が隠される現象です。太陽の隠され方によって、下記の3種類に分類されます。

画像サイズ:中解像度(2000 x 727) 高解像度(5500 x 2000)

部分食
太陽の一部が月によって隠される。
皆既食
太陽の全てが月によって隠される。
金環食
太陽のほうが月より大きく見えるため、月のまわりから太陽がはみ出して見える。

日食は、見る場所によって、どのくらい深く欠けるかも違いますし、日食が始まる時刻や一番大きく欠ける時刻、そして日食が終わる時刻も違います。日食の起こる日時やそれぞれの場所での見え方は、国立天文台暦計算室の「日食各地予報」で調べることができます。

参照:国立天文台 暦計算室 日食各地予報

太陽は満月のおよそ46万倍という想像を絶する明るさです。肉眼で直接太陽を見ると、たとえ短い時間であっても目を痛めてしまいます。

太陽の一部が月によって隠されていても、太陽の光や熱が強いことに変わりはありません。安全な方法で観察しなければ、最悪の場合失明する危険性があります。

絶対にやってはいけないこと

下記のようなことは、目を痛めますので絶対にやってはいけません。

見た目ではあまりまぶしく感じなくても、光の遮断が不十分なものや目に有害な波長の光を通しやすいものを使うと、網膜を損傷してしまう危険性があります。(写真は、実際には太陽を見ないようにして撮影したものです)


肉眼で直接見る(数秒でも危険)
望遠鏡や双眼鏡を使ってみる (注1)
色つき下敷きやCDを使ってみる (注2)
フィルムの切れ端を使ってみる (注3)

すすを付けたガラス板を使ってみる
サングラスやゴーグルを使ってみる
日食グラスを使って望遠鏡や双眼鏡をのぞく
  • (注1) 望遠鏡や双眼鏡は、太陽の光や熱を集めて強くするため、肉眼で太陽を見る以上に危険ですが、専門家によって適切な減光を施された双眼鏡や望遠鏡は、日食観察に用いることができます。本文に戻る
  • (注2) 太陽観察に対応した下敷きも販売されています。本文に戻る
  • (注3) 専門家によって、銀塩の白黒フィルムを適切に露光・現像して作られたネガは、日食観察に用いることができます。 本文に戻る本文に戻る

安全な観察方法

ピンホールを利用する

厚紙などに小さな穴を開けたものや、麦わら帽子や木漏れ日のように、細かい隙間があるものの影の中に映った太陽の光が、欠けた太陽の形になります。これは、ピンホールカメラの原理です。太陽を直接見ないので、安全に観察できます。

日食専用のグラスや遮光板を使う

日食専用のグラスや遮光板(以下日食グラス)を正しく使うと、安全に太陽を観察することができます(一般のサングラスなどは、どんなに濃い色のものでも太陽の強い光や熱を通してしまいます)。必ず製品の説明書を読んで使い方を確認してください。また、特に下記のことを守ってください。

  • 日食グラスをしっかりと目に当てて、太陽の光が日食グラスのまわりから目に入ってこないようにする。
  • 顔を太陽の方向に向けている間は、絶対に日食グラスを目から外さない。
  • 日食グラスを使っていても太陽を観察する時間はなるべく短くし、長時間連続した観察をしない。

望遠鏡を使って太陽投影板に投影する

望遠鏡に取り付けた太陽投影板に太陽を投影すると、大勢の人が一度に日食のようすを観察することができます。望遠鏡には、太陽観察に適さないタイプのものもあります。それぞれの望遠鏡の説明書などをご確認ください。

安全な観察方法の解説動画

2012年の金環日食を紹介する動画ですが、安全な観察方法についても紹介されています。

https://youtu.be/MZHpKc6Q6KUhttps://youtu.be/MZHpKc6Q6KU
2012年5月21日 金環日食を楽しもう!(国立天文台 科学文化形成ユニット)

日食を安全に観察する方法は、このページに書かれているものがすべてではありません。

また、このページで「やってはいけない」としている観察方法でも、適切な減光と組み合わせたり、使用する材料を適切に選んだりするなど、やり方によっては安全に日食を観察することができる場合があります。

しかし、詳しい知識がないまま中途半端な方法で太陽を観察すると、目を痛めたり、最悪の場合失明したりする危険性があります。自己流の方法を試したりせず、必ず専門家の指導に従ってください。



国立天文台ニュース掲載  https://www.nao.ac.jp/





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